FXトレードを行っていく上で、チャート分析同様、ファンダメンタルズも重要な情報源です。
数多くある指標の中でも、相場が動きやすいといわれている・多くの人が注目している指標にどんなものがあるのか一覧にしてみました。
ファンダメンタル
ニュースや指標、政治など、その国の情報全般を指します。
中でも指標は その国の経済や財政の状態を数値として発表しています。
その結果から、その通貨が強くなっていくと思われると買われていきますし、弱くなっていくと思われると売られていきます。
世界のお金は景気の良い(経済状況の良い)国に流れていきやすいので、その国の状況が今どの様になっているのか、今後どのようになっていくのか、を知るのはとても大切な事です。
基軸通貨(アメリカ)のファンダメンタルは重要
基軸通貨のドルは、どの通貨ペアをトレードする上でも必ず絡んできます。
ex)
・ドル/円 → ドル × 円
・ユーロ/円 → ユーロ × ドル × 円
・カナダドル/ドル → カナダドル × ドル
そのため、どの通貨ペアでトレードを行うにしても、アメリカ指標はとても重視されますし、実際に為替も大きく動くことが多いので、トレードしている通貨(国)のファンダメンタルと一緒に注目したいですね。
経済指標一覧
下記★印のついたものには注目しましょう。
金融政策
★政策金利
FXにおいては、スワップポイントに関係しますし、何よりも相場の流れが一変するきっかけともなるものです。
各国の中央銀行(日本でいう日銀と同じ役割)が発表します。
ex)
・アメリカ…FRB
・ EU…ECB
経済指標
★GDP(国内総生産)
その国の経済成長(インフレ/デフレ)を見るものですが、2期連続低下すると、マイナス要因になってきます。
短期間ではそんなに関係しないものの、中長期間では とても大切になってきます。
ユーロに関しては、ユーロ全体の発表もあります。
アメリカ指標
★雇用統計(失業率・ 非農業部門雇用者数)
★CPI(消費者物価指数)
★PPI(生産者物価指数)
★ISM製造業景気指数
★住宅関連指数
など…
ヨーロッパ指標
★IFO景況指数
★ZEW景況感指数
など…
ドイツは製造業や輸出に強いため、ドイツ経済がユーロ圏に大きな影響を与え、注目されています。
まとめ
大きめな指標をピックアップしましたが、ここに記載されていない指標でも予想と大きく違う結果になった場合は相場がそれに伴って動いていきます。
トレードする通貨によって、注目すべき指標も変わってきますので、週の始めには、その週にどんな指標があるのかチェックする習慣をつけると心構えができて安心です。


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