おはようございます。Makoです。いよいよ大統領選挙ですね!為替が激しく動き始めるのは、9日朝からですが、その間のトレードは色々注意が必要だと思いますので、まとめておきます。
1.FX口座のスプレッド拡大に注意
各社から大統領選挙期間はスプレッドが開きますという事前告知が来ていると思います。私の使っている口座でもこんな感じでお知らせが配信されていますのでご紹介します。
米国大統領選挙に伴う相場急変の可能性について
11月8日(火)に米国で大統領選挙が予定されております。各州の出口調査の結果が判明しはじめる日本時間11月9日(水)午前9時頃から相場が急変動する可能性がございますので、注意喚起をいたします。
引用:マネースクエアジャパン
すでに報道されております通り、日本時間11月8日(火)~9日(水)にかけて米大統領選挙投開票が予定されており、投開票の前後にて為替相場が急変動する可能性がございます。
ポジションをお持ちのお客様、特に高レバレッジのポジションをお持ちの法人の方におかれましては、口座管理につき十分ご注意のほどお願いいたします。なお上記の影響を受ける期間においては、実勢インターバンクレートのスプレッド(BidとAskの差)も平常時に比べ拡大傾向となる見通しであり、その際には当社でもやむなくスプレッドを一時的に拡大させていただく場合がございます。また相場状況により「ダイレクトカバーの対象となる注文」の基準Lot数(最低数量)を一時的に変更させていただく場合がございますので、あらかじめご承知おきくださいますようお願いいたします。
引用:外為ドットコム
という様な感じです。8日はまだしも、9日は大きくスプレッドが開くでしょうから、予定していなかった含み損を抱えて強制ロスカットに合わないようにしましょうね。
ちなみに、ブレグジット時に一番スプレッドが開いたであろうヒロセ通商のスプレッド実績はこんな感じです(↓2016年6月24日の午前中にキャプチャをとりました)

ブレグジットの主役GBP/JPYで41.9PIPSも開いています。EUR/JPYで21.2PIPS!結構大きいです。これは何を意味するかというとポンド円を1万通貨ロングしたら、ポジション持った瞬間に4,190円の含み損という状態です。なので、このスプレッドの開きを考慮して口座には余裕資金を入れておくべきなのです。今回の大統領選挙の主役はドルなので、当然ドル円、ユーロドルのスプレッドは大きく開くと思います。
2.瞬間的なボラティリティに注意!ヒゲで強制ロスカットにならないように!
ブレグジットがあった6月24日の各通貨の高値-安値を調べました。
ドル円:106.8-99=7.8円
ユーロ円:122-109.7=12.3円
ポンド円:160.2-133.4=26.6円
スイスフラン円:111.4-102=9円
豪ドル円:81.6-72.6=9円
カナダドル円:84-76.3=7.7円
NZドル円:77.8-69.3=8.5円
トルコリラ円:37.65-33.09=4.56円
ランド円:7.46-6.44=10円
主役のポンドで26.6円、ドル円でも7.8円一日で動いています。今回はそこまでボラティリティはないかもしれませんが、何が起こるかわからないのが相場なので、個人的には10円はどちらに動いてもいいようにリスク管理するようにしています。
そしてこのボラティリティですが、1日が終わってみればヒゲになっていたということがあります。ヒゲになるということは、瞬間的に安値(高値)をつけても戻ってくるということです。なので、逆指値に引っかかったが、1時間後、実は含み益になっていたということもあり得ます。当日は、有効比率を高くして、いったん逆指値は外してもいいかもしれませんね。

mako

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