こんにちは
Lumiです!
シドニー滞在中のFRBのメンバーの一人、エバンズ・アメリカシカゴ地区連銀総裁が年内利上げに関しての発言が先程ありました。
[シドニー 11日 ロイター]
エバンズ米シカゴ地区連銀総裁は11日、連邦準備理事会(FRB)が12月に利上げしても「問題ないかもしれない」が、利上げ決定前に景気・インフレ動向を見極めたいとの認識を示した。
シドニーで講演後、記者団に述べた。
総裁は、米経済は堅調で、先週発表の雇用統計も「かなり良い数字」だったと指摘。このため、12月に利上げがあっても驚かないが、政策を変更する前にインフレ率を目標の2%に近づけたほうがよいかもしれないとの認識を示した。
[引用:シドニー ロイター]
12月利上げがあっても驚かない
利上げのタイミングとしては12月の他にも11月がありますが、FRBでは12月の利上げを検討している様子が伺えます。
『利上げがあっても驚かない』という、このタイミングでのこの発言は、年内利上げの確率をまた高めましたね。
そうすると、12月は元々 アメリカ企業の決済があり、ドル高(円安)になり易い傾向なのですが、そこに拍車をかけていくのでしょうか。。。
文字通りの忙しない師走が訪れる!??
ただ、インフレ率がどれくらい2%に近づけるか、景気の見極めには変わらず慎重な姿勢を見せています。
つぶやき
現状では、利上げによるドル高が予想されますが、期待程でもない…と相場は下げる方にも行きそうで、要人発言はいつもギリギリの曖昧な表現を上手に使っていて面白いな~、なんて思ってしまいました。


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