Lumiです
早いもので今週は11月最終週、週半ばからはもう12月となりますね。
東京では11月に季節外れの雪が降ったり、ドルとポンドは11月に入ったと同時に(日足レベルの)押し目をつけずに ずっと上昇し続けていたり…個人的には友人が結婚目前になっている話を聞けたり(祝!)、などなど サプライズの多い月となっています。
さて今週のポンド円はどの様な動きになるのでしょうか。
ここでチャート確認をしていきたいと思います。
ポンド円 * 月足

ローソク足が短期移動平均線を上抜きました。
今月のボラティリティの高さは把握していましたが、チャートで見てみると陽線の長さが印象的ですね。
今月、このままローソク足の実体部分が短期移動平均線の上で終われば、いっそう12月の上昇傾向は強まっていきそうです。
長期移動平均線はほぼ横ばい、中期移動平均線は下を向いていますが、まだまだ上にあるので、レジスタンスなど影響を及ぼすまでには まだ遠い存在です。
ポンド円 * 週足

ローソク足が中期移動平均線を勢いよく上抜いて先週は終わっています。
それは短期移動平均線と中期移動平均線が近々ゴールデンクロスしそうな勢いにも感じられます。
想像:3パターンの値動き
①チャート的に、今週は145円付近を目標に上昇の可能性がありそうです。
意識されるという “直近高値” が週足で見ると145円になるためです。
そして、この145円がかなりのキーポイントとなりそうです。
週足に145円で水平線を長く引いてみると、長年 何度も意識されてきている価格なのです。
(拡大してチャートを確認してみると面白いほど意識され続けていました)
②短期移動平均線から離れてきているので、ここで移動平均線に戻ろうとする動きが出てくるかもしれません。
そうすると、先週安値の136.3円付近まで下がって陰線で終わり、レンジになる可能性もあります。
レンジになって、移動平均線がローソク足に追いついてくるのを待つ、という事も考えられます。
③先週安値の136.3円ほど戻すかはわかりませんが、今まで急激に上がり過ぎた相場の調整で一度価格を下げつつも結果としては陽線(上昇)で終わる、という事も考えられます。
想像:今週のローソク足
↓ 週足拡大 ↓

こんな感じです。
先週安値を割らずに、レンジ~145円までの上昇、と考えています。
ポンド円 * 日足
中期移動平均線も長期移動平均線にゴールデンクロスしてきました。
日足では、移動平均線の全ての方向が整ってきています。
黄色…週足①のイメージの日足の動きです。ただ、これはスムーズに上がるだけでなく、一度移動平均線まで調整が入る事も想定してみました。
ピンク…週足②のイメージの日足の動きです。日足は下落になりますが週足ではレンジです。
水色…週足③のイメージの日足の動きです。週足に描いた今週予想ローソク足の範囲内を上下に動きながらも結果としては陽線で終える感じです。
まとめ
月足、週足、日足、それぞれの現状のテクニカル分析としては、ここから大きく下げていくことは考えられにくい状況です。
しかしながら、週足レベルでのレンジ~上昇を想定内に入れつつ、その場その場の状況に合わせ、柔軟に、素直に相場についていける様にしたいと思います。


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