おはようございます。Lumiです。
年内最終週といっても過言ではない一週間が始まりますね。
先週は、FOMC、BOE政策金利発表と大きな指標が年末を直前に一斉に発表され、それに伴い相場も動きました。
11月に入ってから始まったポンド円の上昇、アメリカ大統領選によってその勢いに拍車がかかって現在に至ります。
ここにきて やっと落ち着きを見せ始めましたね。
年内は、ここから大きくポンド円が上昇するようなファンダメンタルズは今のところ見受けられません。
では、今週は何に注目し、何を注意していったら良いのでしょうか。。。
今週の注目ポイント
今週はクリスマスがありますね。
機関投資家は、クリスマス休暇直前となる今週中に、全てのポジションを一度手仕舞い、休暇に入っていくそうです。
そうすると、現在のポンド円は上昇ですから、今週はロングポジションの決済が多く入ることが予想されます。
11月の様に素直に上昇する一週間、というよりは決済売り注文の影響からも調整が入っていきそうです。
週足チャートから見るポンド円

先週、転換点の数字が週足チャートに表示されました。
転換点の数字が出ると、高値(安値)更新されることもありますが、そこから大きな伸びはない傾向にあります。
そして、ずっと気になっているのが、陽線の連続です。
直近だと2015年4~6月の10週連続陽線、約2100pips上昇、今回の2016年11月~現在は9週連続陽線、約2200pips上昇です。
こんなにも陽線だけが続き、短期間でこれだけの上昇をしている期間もそう多くはないので、そろそろ調整の陰線をつけてくることも視野に入れておきたいと思います。
また、先週は陽線といえども上ヒゲをつけての終了。
この高値に再チャレンジするだけの強さを今週のポンド円は見せるのかが注目です。
(それでも、決済の売り注文の多さがどれほどになるのか…、の方が気になります、ね)
日足チャートから見るポンド円

白線…週足で意識されている線(レジスタンスサポートライン)
黄色…日足で意識されている線(レジスタンスサポートライン)
先週は、148.466円の高値がつき、金曜日は147.269円、という陽線で終えました。
木曜日の陰線に続き陰線、という終わり方ではなく、上げ続けたい様子も残した形となりました。
下目線では、短期移動平均線に触れる値でもあり、下の黄色線にあたる値でもある145.4円付近。
上目線では、先週の高値に再度チャレンジする148.4円程を高値に動きそうです。
ただ、2本の黄色線の中間に週足の白線が入ってきています。
日足よりも週足の方がより意識されますので、この白線の値147.6円付近が今週の天井になる事もあり得ます。
まとめ
今週の見通しは通常と違った動きになりそうなので難しそうです。
指標で動くというよりも年末に向けた決済でチャートが動いていきますので、短時間でのトレンド転換に気をつけながらトレードをしていくのが無難そうです。


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