相場師一代 是川銀蔵 を読みました。
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稀代の相場師と呼ばれた人の本です。
この方の事業家としての、そして相場師としての人生を拝読する中でたくさんの気づきや教訓を得られるのですが、その中でも胸に刺さったのがこの言葉でした。
もうは、まだなり。まだは、もうなり
「もう」天井だ、これからは後退すると思う時は、「まだ」という心で控え、もう一度考えてみるということを教えてくれている。
つまり、「もう上がらぬ」は、まだ上がるということなのである。人気と相場の実際の動向とは常に逆比例、反対の動きをするものなのである。すなわちそれはまた、「孤独との戦い」でもあるのだ。
(中略)
勝ちに乗じた買い方が”まだ上がる”と思う時は、”もう上がらぬ”ものなのである。「まだまだ」は己の欲が言わせるものであり、現実はすでに「もう」なのである。
自分でもトレードをしている時、自分の見通し通りにチャートが動き、何度か利食いをしたあと、その後相場が変わってもなかなか頭が切り替えられずにいる。
「まだ」上がるはず。。そんな感情からLOTをあげてエントリーしてしまうことがある。そうならないように日頃気をつけているはずなのだが、実際の行動を変えることがなかなか難しい。
結果、高値づかみをしてしまい、それまでの利益を吐き出すこともやってきた。
また、LOTが大きいエントリーをした時は、少しでも利益が出ると、決済ルールを無視して「もう」十分だと思い、含み損になる前に利食いしようとなる。その後チャートは思惑通りに進み、本来なら大きく利食いできたチャンスを自ら潰してしまうことがある。
そんな時、自分のノートにはいつもこう書く。
もうは、まだなり。まだは、もうなり
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仮想通貨相場が大変な盛り上がりを見せています。
私も2017年から毎月数万円ずつ資金を移してトレードするようになりました。
仮想通貨では、FXとは違って現物のみ。(証拠金取引もできるけどボラティリティが高いのでまだやっていません)
口座も3つ開設。(開設順に並べておくと・・・)
・coincheck(出川哲郎さんがCMしている)
・Zaif(大阪の会社が運営。ザイフって読みます)
・Binance(中国の企業。人生初の海外口座開設。バイナンスって読みます)
最初はトレード仲間に言われるがままに知名度の高いcoincheckで運用し始めるも、手数料が高い(高すぎる!)ことに気づき、Zaifへ移動。しかしZaifでもハッキング等の事件が発生し、やや不安だなと思いながらも、手数料(FXで言う所のスプレッド)が安いので、こちらに移動。
ビットコイン、イーサリアム、モナコイン、ネムあたりをトレードするならZaifが一番良さそう。
最後のBinanceは、2017年末から2018年初にかけて仮想通貨トレーダー達の間で急に人気が出てきた口座。手数料が安いのもあるけど、取り扱い通貨は100を超えていて草コインを大量に取り扱っているのが人気の理由。
草コインをトレードするには、しっかり勉強する必要があるけど、当たれば1年後に100倍の価格になるとかあり得るからね。とりあえず気になるコインを片っ端から1万円ずつ買って、100万円になったらいいなくらいの軽い気持ちでお付き合いしようかなと思っています。(今の所)
というわけで今年もトレード生活に磨きをかけようじゃないか!
仮想通貨の口座開設はこちらからできます↓
coincheck(コインチェック)

Zaif(ザイフ)

Binance(バイナンス)

mako

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