2016年アメリカ大統領選挙が、いよいよ11月8日にせまってきました!ニュースでも目にしない日はないし、為替も神経質になっていますね。FXを始めてから、初めて経験するアメリカ大統領選挙です。私は経済に疎いので(「はじめまして♪」にも書きましたが)これを機に仕組みと流れを大まかに調べてみました。

アメリカ合衆国の大統領選挙の期間は約1年。早い人は予備選が始まる1年前から立候補を表明するので、全てが終わるのに約2年かかる事も。
<予備選>
アメリカ2大政党「民主党」と「共和党」のそれぞれが、候補者指名を獲得するための戦い。各党から1人ずつ大統領候補者を選ふ。州によって色々なやり方がある。
<共和党全国大会>
共和党大統領候補、また、大統領候補が選んだ副大統領候補が承認される。
今回の大統領候補はドナルド・トランプ氏。副大統領候補はマイク・ペンスインディアナ州知事。
<民主党全国大会>
民主党大統領候補、また、大統領候補が選んだ副大統領候補が承認される
今回の大統領候補はヒラリー・クリントン氏。副大統領候補はティム・ケイン上院議員。
<本選>
☆第1回大統領候補討論会
☆副大統領候補討論会
☆第2回大統領候補討論会
☆第3回大統領候補討論会

<投票日>
今回は11月8日(火)
一般有権者が直接大統領候補に投票するのではなく、州別の大統領選挙人を選ぶ間接選挙。
投票用紙で大統領・副大統領候補者を選ぶ。
↓
「その組み合わせに投票する事を制約した大統領選挙人に投票した」とみなされる形式が多い。
大統領選挙人は全米50州と首都ワシントンで538人
例えば、大統領選挙人が10人の州で、候補Aの得票率が6割、候補Bが4割だとすると
この州の候補Aが獲得する大統領選挙人は10人全員になります。
最終的に、大統領選挙人の過半数、270人以上の票を集めた候補が大統領に選ばれます。
※「トランプさんの支持率がヒラリーさんを数ポイント上回った」と言われていますが、支持率と得票数は違うのですね。ちょっとややこしいです・・・

<大統領選挙人による投票>
12月の第2水曜日の次の月曜日(今回は12月19日(月))大統領選挙人が州都に集まり、
あらかじめ決まった大統領候補に投票する。
誰がどの候補に投票するかはすでにわかっているので、この投票は形式的なもの。
<大統領および副大統領当選者の正式発表>
今回は2017年1月5日(木)
<大統領就任式>
今回は2017年1月20日(金)
こういう流れで次期アメリカ大統領が決まるようです。次は「アメリカ大統領選挙当日の、日本時間のタイムスケジュール」を調べてみました。

nao

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