【セミナー参加レポート】OPEC総会後の原油相場、1年後の原油価格は?

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naoトレード日記

こんにちは。なをです^^
先日、みずほ証券の「OPEC総会後の原油相場について」というセミナーに参加してきました。
たくさんの方が参加されていて、原油は重要なんだなと改めて感じました(*^_^*)

中東にも詳しくないので、少しでも知ることが出来て良かったです♪

現在の原油市場の動向

  • WTIは約1年5ヶ月ぶりの高水準で、1バレル40~50ドルのボックス
  • 2014年1月以降はドルインデックスと相関性の高い動きをする傾向がある
  • 米エネルギー省による1年先の予想原油先物価格は、1バレル=49.91ドル

米商品先物取引委員会(CFTC)によると、非商業筋のネットロング(買残-売残)は10月中旬以降縮小傾向で、新規に買う動きは弱い
オプション建玉はコール60ドル・プット40ドルに集中しており、積極的に上昇を見込んでいる市場参加者が少ない状況。

OPECの原油生産量

  • 11月30日、OPECの定例会で2017年1月から半年間、加盟国全体の生産量の上限を日量3250万バレルとすることが合意された
  • OPEC10月の生産量は3364万3000バレルと過去最高
  • 2017年1月から半年間実行され、効果を見極めた上で、2017年5月25日のOPEC定例会で延長するかどうか決められる

※減産除外・・・イラン、ナイジェリア、リビア

各国が減産枠を守っても、除外の国が増産すれば、全体の目標達成が不可能に。
前回の減産合意は2011年12月。日量3000万バレルの生産枠で合意。しかし、ほとんどの月で3000万バレルを上回り、生産枠が廃止された。
その経緯から、順守状況を監視する委員会を設置するとしているが、ペナルティもなく、減産が守られない可能性もある。

主なOPEC加盟国の現状

サウジアラビア

生産量は高水準、財政赤字は拡大。
人口右肩あがり。軍事費も膨大。
原油に依存した経済だが、財政赤字の拡大により新規油田開発にかける投資資金が減少しつつある。
2020年までに原油以外の政府収入を3倍以上に増やす、等の数値目標を掲げているが、具体策は乏しい。

イラン

生産量はほぼ制裁前の水準を回復。
2012年1月から2016年1月まで経済制裁を受けていた影響もあり、制裁前の生産量を回復するまでは、原油の増産を続ける方針を示しており、OPECの懸念材料となっている。

非OPEC

ロシア

生産量は過去最高だが、2017年1月以降はOPECの減産に協調する姿勢。ロシアも原油に依存する経済であり、原油価格を上げたいので減産に合意したとみられる。
9月10月の生産日量がとても多かったので、30万バレル減産しても2016年の1月~3月と同水準であり、「減産した」とは言い難いレベル。

アメリカ

シェール革命があり、アメリカも産油国に。以前は1日600万バレルだったが、今は850万バレル生産可能。
トランプ次期大統領のエネルギー政策も懸念要因。
米国をエネルギー自立できる国にするため、シェール関連業者の開発活動を活発化させ、世界需給を一段と緩和させる可能性がある。
米国原油在庫は11月末時点で過去最高水準であり、在庫の増加は価格下落につながる。

今後の原油価格は・・・?

OPECの減産だけで政界的な供給過剰を解消することは困難。
OPEC加盟国だけが減産をしても、非加盟国、特にアメリカ・ロシアが減産をしないと、全体的な原油価格上昇につながらないのでは?という疑問。
今後、インドや中国での経済成長を加味して「原油の需要は伸びる」とされているが本当にそうだろうか?他のクリーンエネルギーの台頭も考えると、原油価格がどんどん上がるということは考えにくい状況。

そうすると、先ほどのオプションのコールとプットの関係から1バレル=40~60ドルではないか?


減産の約束通り、生産量が落ちるのかが注目ですね!

それにしてもOPECの話でもトランプさんの名前を聞くなんて・・・アメリカって何でもあるんですね!と、変な所で感心(^_^;)

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nao

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なを@専業トレーダーの卵です。FXを始めて1年半。まだまだたくさん勉強する事があります・・・!/Fカレ主催者