両建とは、同一通貨の「買いポジション」と「売りポジション」を同時に保有すること。
両建のメリット
- 保有ポジションと逆でポジションを持つ事で、含み損が拡大せず、損切りしなくてよい
- 含み益の減少を防げる
両建のデメリット
- 各ポジションに発生するスワップポイントの差によるコストが発生する可能性がある
- 各ポジションに対して証拠金が発生するので(証券会社による)、レバレッジが高くなる
両建にスワップポイントやスプレッド、証拠金は、証券会社によって大きく違いがあり、両建ができない会社もあります。
例えば、売りポジションと買いポジションの数量が違う時はどちらか大きい方に証拠金が計算される会社と、両方の分計算される会社がある、など。
「両建て両損」という格言があります。
両方で利益をあげようと思っても、結局は両方損してしまうことが多い、という意味です。
トレーダーにより意見が分かれるところではありますが、「両建を知らないから使わない」のと「知っていて使わない」のでは大きな違いがあります。
早めに損切りをして新たなポジションを持つ、資金を効率的にまわしていくのが良いという考え方もあります。
自分のスタイルに合うか、よく考えて使いましょう。
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nao
なを@専業トレーダーの卵です。FXを始めて1年半。まだまだたくさん勉強する事があります・・・!/Fカレ主催者

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