新たなトレンドとしてずっと続くドル高ですが、そろそろ高値も止まるのではないかと見るトレーダーたちも増えてきているのではないでしょうか。そんな中、上昇余地について探ってみたいと思います。
週足(13週・26週)ではゴールデンクロスしたばかり

上記チャートは13・26週の週足チャートです。実はこのパラメータの週足チャートはドル円でよく効いてます。前回ゴールデンクロスしたのは、2014年9月7週。その時は102.5円から125.8円まで20円以上も上昇しています。それを考えると、いったん調整は入るとしてもまだまだ上昇の余地はあるように感じます。
RSIは高水準だが70には届かず
RSIで見ると、すでに高水準ですが、「買われすぎ」とされる70にはまだタッチしておらず、以前上昇余地はあるのでしょうか。70を超えていたのは、2014年11月30日ごろの84とかです。さすがにこの後は、2-3か月かけて5円ほど調整が入りましたがその後さらに伸びていきました。
調整は入る。しかしその後はさらにドル高も!?
これだけ急激にロングポジションが積みあがっていったので、落ちるときも急スピードで落ちていきそうです。しかしその後は再び120円を目指すことでしょう。問題はいつ調整が入るということなのですが、今週~12月中旬の間に調整入りそうと思っています。理由は米国の重要な経済指標発表、そしてFOMCによる利上げが注目されているからです。12月の利上げは100%織り込まれているという状況ですが、利上げしなかった場合、もしくはなにか条件が付いてすっきり利上げしなかった場合、ドル売りは一気に進むでしょう。(まあ考えにくいですが、何が起こるかわからないのが相場ですから)
逆にいうと、この2週間でアメリカが市場予測通りの答えを出した場合、ドル円120円がいよいよ現実的になってくるかもしれないわけです。

mako

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