2018年は日銀のコメントや動向に為替は大きく動く1年になりそうな気配を感じています。
2013年のアベノミクス以降、量的緩和政策を続けてきた日銀ですが、なかなか目標であるインフレ2%成長が達成できず、昨年2017年はほぼ存在感を消していた日銀ですが、今年は年初からその存在感を発揮しているように思います。
米国の利上げ実施やECBの出口戦略が注目される中、日銀は長らく続けてきた量的緩和をどうするのか?そろそろ出口施策を行うのか?
そんな注目がされ、一部ではETFの購入をストップするなど思惑が1月中旬ごろに憶測飛び交いました。
その結果、ドル円が下落。株高、金利高なのに、ドル円だけが上昇していかない展開となっていましたね。
会見時のドル円の動き
その状況下、本日の日銀金融政策決定会合と黒田総裁定例記者会見が開催。黒田総裁のコメントに注目していました。
結果、金利は据え置き。またETFの購入も継続するときっぱり発言。
当面、これまでどおりの政策を継続するとの事でした。

(ドル円チャート 5分足)
記者会見時は、ドル円をはじめ、クロス円は強い上昇を見せました。
しかし会見後、再び下落。なかなかすんなり上昇トレンドとはいかないようですね。
黒田総裁の記者会見は面白い!

総裁の記者会見を見るのが個人的には大好きです。記者からの質問に回答する黒田総裁は大変チャーミングだからです。
質問の内容によっては、笑顔でかわしたり、照れ笑いでコメントするなど、感情が表情に出るタイプの人だと思います。
リアルタイムで会見をみながらトレードするのが一番ですが、録画でも見ることができるので時間のある時にチェックしてみることをおすすめします。
PCやスマホでこちらから見ることができます。
https://channel.nikkei.co.jp/e/180123boj

mako

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