こんばんは。なをです^^
中国の住宅価格についての指標が発表されたようですね(^^)
9月の中国100都市住宅価格、前月比2.83%上昇 一段と加速。上昇ペースは8月の2.17%から一段と加速。市況過熱を抑えるため、地方政府などが住宅の購入制限を一段と強める可能性がある。(10月3日日経新聞より)
地方都市の上昇率の方が高かったそうで、不動産の購入制限策を導入・強化したそうです。
別紙にも関連記事がありました。
昨年、深センや上海といった主要都市で始まった新たな不動産ブームがここへ来て中小の都市にも広がっている。こうした背景から、地方政府は不動産市場の引き締めに動いている。(9月20日ウォールストリートジャーナルより)
この不動産購入制限というのが、土地の競売をやめたり地価に上限を設定することだそうです。そうすると、「供給量が減る→手に入りにくい→価格が上がる」ってなっちゃいそうですよね。
ローンの借り入れもしやすいそうで、住宅ローン残高が2008年以来最高水準だそうです。中国の景況感は横ばい(PMIが50.4だが、新規受注指数は悪化)なのに、住宅を買うのも融資をするのも盛んということですよね(>_<)
こうなると心配になってくるのがバブル崩壊です。ブルームバーグによると
中国不動産バブルのリスク高まる。価格上昇は株式や海外不動産に代わる運用先を求める投資家の需要を抑え込むのに当局の措置がほとんど役に立っていないことを示唆している。調査会社アジアアナリティカのマネジングディレクター、ポーリン・ルーン氏(香港在勤)は14日のリポートで、「中国経済が突然急激に落ち込むより差し迫ったリスクは、不動産市場バブルの破裂懸念とバブルそのものから生じている」と分析し、「投資家にとって真の問題はいつ何をきっかけにバブルがはじけるかということだ」と指摘した。(9月20日Bloomberg Newsより)

nao

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