こんばんは。なをです^^
先日、サンワード貿易で陳満咲杜さんが講師を務めるセミナーに参加してきました!「米大統領選後のシナリオ~円はアベノミクス以前の水準に戻るのか~」
大統領選挙の翌週開催ということで、申込時には予想していなかったトランプ相場。。。今後どうなっていくのか、参加されたみなさんも陳さんにたくさん質問していました。
7年サイクルについて

まずは、世界の○○ショック級の出来事が7年ごとに起こっているというサイクルから。
1973年 オイルショック
1980年 米国リセッション
1987年 ブラックマンデー
1994年 債権市場クラッシュ
2001年 9.11株式クラッシュ
2008年 リーマンショック
↓ 次は・・・
2016年 トランプショック?
※2015年のチャイナショックは、世界に対するインパクトが小さかった→今回の○○ショックはまだ起こっていないのではないか。
中国人民元

次は、中国人民元安について。
- 人民元はGPDに対する通貨の流通量が多い
- 政府が市場コントロールをしているので(政府は認めていないが)、人民元が割高になっている
↓
今までが割高すぎたので、どうしても人民元安にいかざるをえない状況
中国政府としても人民元安を阻止しなくてもよい(→トランプさんとの外交のカードにするのでは?)
中国不動産バブル

中国国内のマンションの値段が相当つり上がっている現状。それが、日本のバブル崩壊と同じように崩壊していくのでは、という見通し。
日本・・・株 1990年暴落 → 不動産 1993年崩壊 (株と不動産の暴落にタイムラグあり)
中国・・・株 2015年チャイナショック → 不動産 2017、2018年崩壊?
なぜそれが言えるのかというと、上海総合指数のチャートが、1929年のウォール街大暴落や1990年バブル崩壊の時のチャートの形とよく似ているから、とのこと。
※これは、他のセミナーでも聞いたことがありました。
トランプノミクスの矛盾
ここらへんから勉強不足で理解が難しかったのですが、トランプさんの政策と、それを実際に行うには矛盾がある、とのこと。
インフラ整備 と 貿易保護
世界との貿易でアメリカが成り立っているのに(そもそも貿易赤字)、自国の貿易を保護してどうやってインフラ整備のお金を捻出するのか。法人税も大幅減税するとのことなので、税収も減る。
インフレ と ドル高
ドル高になるとインフレが弱まる。つまり、この二つは両立できるはずがない。
※ここはちょっと私の理解がまだまだでした・・・(^_^;)
トランプショックはこれからか?
ここまで書いてきたように「歴史は繰り返す」観点から、○○ショックがこの2年以内には起こるということ(きっかけは中国のバブル崩壊の可能性が高い)と、大統領就任後トランプノミクスの政策の矛盾が浮き彫りにされていくことによって、チャイナショックと共にトランプショックが今後おこりうる、とのことでした。
今、インフレ期待から債権売りの株買い(米国債利回りの急上昇)になっている。その分の失望が相当大きいのでは、とのお話でした。(米国債利回りについては、こちらも参考にして下さい♪「アメリカ10年国債利回りの上昇」)
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