2016年12月13日~14日のFOMC、いよいよ来週に迫りました!
ここでFOMCを今一度しっかりチェックしていきましょう。
FOMCとは
FOMC…(アメリカ合衆国の)連邦公開市場委員会
金融機関の資金の需要と供給のバランスを調整し、それに伴った方針を決めていく委員会のことをさします。
“アメリカの金融政策を決定する最高意思決定機関” です。
年に8回の会合が開かれ、その内4回ほど、会合後のFOMC議長による会見も行われています。
今回のFOMCでは会合後に会見も予定されています。
12月14日
28:00 政策金利発表
28:30 FRB議長(イエレンさん)会見
※ 日本時間 ↑
FRBとFOMCの違い
FRB…アメリカ合衆国の中央銀行、日本の日銀にあたる役割を担っています。
FOMCは、FRBの理事全7名、連邦準備銀行総裁5名で構成されています。
(※連邦準備銀行総裁は全12名。その内の5名がFOMCにて決議権を持っています)
利上げ、利下げのタイミング
政策金利の上げ・下げを決定し発表するタイミングの多くは FOMC会合後に会見がある時だといわれています。
例えば今年9月にも会見のあるFOMC会合が開かれていました。
夏頃は “今年中に2~3回に分けて徐々に利上げする” としていたので、9月に第一弾の利上げがあるのではないか、と市場では予想が飛び交っていました。
しかし、外的要因が重なり、9月は金利は据え置きとなり、その後11月の会見のないFOCMでも やはり利上げに踏み切ることもなく現在に至っています。
9月に利上げが行われなかった時点で市場では12月に1回利上げをするのではないか、という予想に変わっていきました。
11月と12月の2ヵ月連続での利上げは考えにくく、それなら会見もある12月だろう、という読みもあったのでしょう。
FOMC側も、利上げ・利下げは 市場だけでなく経済、世界にも重大事項となるので、できるだけ会見でしっかり決定したことや詳細を説明しようという意思があるのかもしれませんね。。。
利上げ下げがささやかれ始めたら、次のFOMCに会見が付いているか、ぜひチェックしてみて下さい。
FOMCの会合・その後の会見は注目度No.1
投資をされている方なら、みんな注目をしているFOMC。
会合の結果だけでなく、特に注目されているのが 会合後の会見です。
何を言うのか、市場関係者も投資家も みんな固唾をのんで見守っています。
大きく相場が動きますので FOMC日程は事前にチェックが必須です!
特に 今回のFOMCは利上げが見込まれているので、その利上げが実際にどの程度なのか、市場を驚かせるほどなのか、期待に至らないのか…、それによっても相場の動きは変わってくるかと思います。
会合後の結果だけでなく、その後の会見時間もしっかりニュースとチャートをみて、相場環境を冷静に見定めていきたいものですね。


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