週末、色々情報チェックしていたら、とんでもない記事を発見しました。
ドイツ総選挙に物申すトルコ・エルドアン大統領。
8月19日(土】17:55配信のYahoo!ニュースによると、
9月に迫ったドイツ総選挙に関し、トルコ系ドイツ人に対し主要政党に投票しないよう呼び掛けた。ドイツ政府は「前代未聞の」介入をやめるよう直ちに警告を発した。
(中略)
エルドアン大統領は、アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)独首相が率いるキリスト教民主同盟(CDU)の他、連立政権を組む社会民主党(SPD)、さらには野党の緑の党(Greens)を「トルコの敵」だと表現し、これら三党を退けるよう呼び掛けた。
とのこと。
これは流石にドイツも激怒ですね。さらなる関係悪化は避けられません。
トルコはEUに加盟しないのか(出来ないのか)
ここ10年近く、トルコはずっとEU加盟を本気で取り組んでいたように感じます。努力もしていたと思います。移民問題を解決しようとドイツはじめヨーロッパ各国に譲歩していた時期もあります。
しかし、2016年あたりから風向きがかわります。大統領の権限強化により、死刑制度の復活(確定ではない?)するなど、もうEUに加盟しなくてもいいや!とも取れる方向性に向いています。
そして今回のこの事件です!トルコはもうEUに加盟できないようにも思います。
8月21日(月)朝のトルコリラ円の反応
こちらのニュースでEU加盟が遠のいたという思惑から月曜は大きく窓開けで始まるかなと思っていましたが、、、

窓開けならず静かな立ち上がりでした。
もうこれくらいでは市場は反応しなくなったのですかね・・・。個人的にはやばいニュースだと思ったんですけどね!
ということで、トルコリラ円の先行きが気になリながらも、
9月、ドイツ総選挙!久しぶりに世界的に通貨が動く(かもしれない)イベントがあります。これについては、また記事にしようと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!何かのヒントになれば幸いです。

mako

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